剣道初心者の修行ブログ

34歳にして剣道始めました。まずは1級目指します。

一級審査

 昨日受けた一級審査は、受かりました。
 審査の内容は、4人1組になって切り返しと互角稽古(地稽古)をやるのが「実技審査」。まずそれを全員やって合格発表をしたあとに、木刀による基本技稽古法を14人1組で受ける。
 実技審査は、4人のうち2名と当たることになる。1人目とだけ切り返しを行い、2人目の相手とは互角稽古のみ。互角稽古は15秒ぐらいで終わる。


 基本技稽古法の審査は、座礼から審査するんだろうかと思ってたんですが、まず会場に全員集められて組み合わせを作ったあとに、向かい合って座礼をし、いったん解散して受審番号の若い人以外は控室に戻り、自分が受ける時はいきなり正面に礼から始めることとなりました。それは良いんですが、それによって、入場位置をみんな間違えてしまいました。
 審査場のレイアウトからすると、本来であれば、下図のように座礼の位置からUの字状に移動して、審査の位置につくことになる。位置関係は回転するわけですね。


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 ところが、座礼のあと一旦解散して、呼ばれたら審査の位置について立礼からという段取りだったので、みんな間違えて回転前(座礼時)の位置関係のまま審査場に入場してました。
 私は、上図でいえば8番だったのですが、演技の位置は7番の位置になってしまっていたわけです。
 で、実は審査で私の相手だった中学生の女の子(上図で言えば7番)は、みんなが間違えていることに気づいてました。というか、最初の説明で「こっち(奇数)が元立ちです」と言われていたので、彼女は元立ちの側に立とうとしたのですが、他の人が全員間違えていて、奇数の人がみんな掛り手の方に並んでしまったので混乱して、「え、私が元立ちですよね・・・?」と言ってました。私もその子に言われて、「座礼の時とは回転した位置に付かなければならない」ことに気づいてそうしたのですが、他の12人は全く気づいていなかったので、仕方なく合わせることにし、位置を変えて、他の偶数の人たちが並んでいた方、つまり元立ちの側(上図で言えば奇数が並んでいる側)に立って元立ちをやりました。


 全員が間違えて逆の位置に立っていたわけですが、審査員の先生も気づくことはなく、全員合格しました。
 なお。演技の後は、立会の先生に促されて上図の通りに退場して、座礼をしました。つまり、最初に座礼をしたのとは逆の位置関係になっておりました。その時点でも、たぶん、おかしいということに気づいてたのは、私の相手の子と私だけだったと思います。