剣道初心者の修行ブログ

34歳にして剣道始めました。まずは1級目指します。

稽古記(平成28年12月17日)

稽古内容

 うちの道場の成人の稽古は基本的に、面を付けたあとは、回り稽古で基本打ちと応じ技などをやり、面・小手面での追い込みをやって休憩。その後、また回り稽古で地稽古をやります。掛かり稽古もたまにあります。
 先週までは、全員で地稽古をやるとき、私だけ基本打ちをやらせてもらってたんですが、今週から地稽古をやることになりました。
 先生の配慮で、私と当たった場合はある程度俺に打たせるようにという指示が先輩方に出ていたのですが、それでもやってみると、全く動きが分からないですね。まぁ当たり前ですがw
 ただ、分からないと同時に発見も色々ある。
 たとえば、基本的なことですが左脚に体重を乗せていつでも攻められるようにしておくという感覚が、定型的な打ち込みだけやっているとなかなかわかっていなかったのですが、地稽古になるといかにそれが重要かつ難しいかというのが分かりました。今から行こうというタイミングで左脚に力が入らないので、ギクシャクした動きになりますね。

指摘事項

 打ち込みの方では、相変わらず、前かがみになってしまうのを何とかしなければならない。腰や目線が下がらないようにというのを意識するように先生に言われました。小手を打つときも下がらない。小手が下の方にあるからといって身体全体で下に向かっていくのはダメで、面と同じ動作で単に竹刀が少し下のほうのものを打つだけであると。


 あと昨日、面打ちをしている時に複数の人から指摘されましたが、打って残心で抜けた後、振り向きざまに少なくとも一歩前に出なさいと。振り向いてその位置で止まってしまうと、審査でも気勢が足りないとみなされがちであるとのこと。


 地稽古をやるようになると、今までより基本打ちの回数が減るわけなので、これまで以上に基本打ちの時間を大事にしていきたいと思います。先生からいつも言われますが、素振りではある程度綺麗に触れているのが、実際に相手の面を打ちに行くと、前かがみになって手も目線も下がっていおり、腰が前に出ていくような形での踏み込みが出来てない。なんか確かに、目の前の人を打とうとすると、意識が「手」に行ってしまって、全身の動きが乱れるんですよね。


 あと稽古の終わりの切り返しを先生がみていて、私は竹刀を置くだけみたいな形になっているので、しっかり打ってスパンと上に跳ね上がるような感じにしろと。まあ竹刀で受けてもらう形の切り返しだとちょっと違いますが。

自分で気づいたこと

 最近自分で気づいたこととしては、私は面を打つ時に、手が下がっているのも原因だと思いますが、打突部位よりも前の面金を打ってしまっていることが結構あります。そのせいで、竹刀が割れやすくなってるとも思います。
 あと、他の人の打ち方をみていると、私よりも、面を打つ時に少しスナップが効いている気がします。手の位置は私より高く、手首が返って竹刀の確度が私よりも寝ている状態で面を打っている。スナップというより肘の使い方が私は変なのかもしれませんが。


 左手と左脚をしっかりつかって打つと綺麗になるという感覚が、わかってきた気はします。やっぱ左を軸に打たないとまっすぐ振れなかったりしますね。