剣道初心者の修行ブログ

34歳にして剣道始めました。まずは1級目指します。

最近の稽古での気付き

跳躍素振り(速素振り)

九州学院の動画で、跳躍素振りを24分ぐらいさせられている場面が出てきます。
剣道最強軍団 九州学院の名物の地獄のトレーニング - YouTube


これは相当つらいはずで、動いているだけでもさすが日本一の高校という感じがします。
うちの道場でも最近、稽古の準備運動メニューに跳躍素振り(うちでは速素振りと呼んでいるが)1分間×2回というのができたんですが、死ぬほど辛いです。初心者の私がきついだけでなく、みんなきついと言っている。
きついので最近は、稽古がある日以外で仕事から早く帰れたらやっている素振りの際も、跳躍素振り1分間×2回はやるようにしています。


で、この跳躍素振りを死ぬほどやることの中にはいろんなものが詰まっているということがだんだんわかってきました。
筋トレになるだけでなく、自分の悪いところ、鍛えなければいけないところが、如実に現れるんですよね。
私の場合……

  • 終わってみて右腕がけっこう疲れていることが分かる。つまり、疲れて右手で振ってしまっているということ。(主に振り下ろして止める時の負荷かもしれないが。)
  • 跳躍素振りの最中、上体をまっすぐに保って、胸を張った姿勢を維持するのが一番こたえる(背筋とかがすごく疲れる)。私はいつも先生から、打つ時に猫背・前傾姿勢になって手だけ前に出ている状態になっていると注意されるのだが、その問題点がここに現れている。
  • 足があまり疲れない。つまり、足に来るような振り方がまだ出来ていないということ。

などです。

すり足

すり足の練習をもっとしないといけないと思った。うまく足が運べていないというのももちろんあるし、筋トレ的な意味合いでも。すり足は少し長い距離をやると、左脚の、お尻からふくらはぎまでがめちゃめちゃ疲れるのだが、ここの筋力をもっと鍛えていかないと、踏み込みもしっかりしたものにならない気がする。
私は面打ちで手だけ前に行って前傾姿勢になってしまっており、先生からは、上体の姿勢は構えているときから変わらず、左脚の蹴りで腰が前に運ばれるような感じで打てとよく注意されます。この動きがしっかりできないのも、左脚で蹴って身体を前に推進するという動きのパワーとスピードが足りないのが一因なんじゃないかなぁと。なんというか、左脚に体重をかけて、左脚の力で身体を動かすっていうのが自在にできるようになっていないから、手だけ前に行っちゃってる感じなんですよね。

小手

小手を打つ時、左上から右下への確度で振り下ろしていたのだが、むしろ逆だという指導を頂いた。もともと真ん中にある竹刀を左下に、つまりどっちかというと内から外への向きで打つのだと。(多少、イメージを強調して言われたのかもしれないが。)
そして、左手を軸にして打てとも注意された。
たしかに私は、外から内への確度で小手を打ちに行っており、しかもその際、右手起点になってしまっておりました。