剣道初心者の修行ブログ

34歳にして剣道始めました。まずは1級目指します。

防具着用での稽古を開始

稽古近況

 こないだの土曜日から、先生に許可を頂いて防具をつけて稽古することになった。その日はとりわけ暑かったってのもあるが、これまでの稽古に比べて一層体力を消耗した。着慣れないものを着ているから、いつもよりも多くのことに神経を使っている感じで、そのため若干呼吸が浅くなったのか、スタミナを余計に消費した感じがする。
 しかしやっぱり、防具を付けみて初めて、剣道をやっているという実感が湧いてきたようなところもある。

気づき

 数回前の稽古で先生から、面打ちの際の竹刀の振り下ろし方について改めて指導を受けて、いろいろ分かった。まず、腕を伸ばして振り下ろす感じではなく、振り下ろしてから伸ばすような感じにすること。イメージとしては、ムチがしなるような感じの腕の動きになる。その際、私は右肘が外へ開きすぎていたので、これをもっと顔に近づけること。また、振りかぶった時に腕が伸びてしまっているので、きちんとたたんだ状態で振りかぶること。つまり、イメージより自分の頭に近いところでコンパクトに振る感じだ。


 面打ちの時に、上体が前傾してしまうのと、踏み込みがしっかりしていないのが、なかなか改善しない。先生からの指導としては、

  • 右脚がしっかり踏ん張れず、左脚が後ろに残って、上体が前傾するというのは初心者にありがちな症状。
  • しっかり右脚で身体を持ち上げて、左脚は素早く引きつけ、上体はまっすぐに保つ必要がある。
  • そのためには、打ち込んだ直後に小手の間から前方を見るような感じで腕を上に突き上げて残心を取ると良い。


 とのこと。
 別の先生からは、踏み込んだあとに右脚で床を押して、左脚で着地するようなイメージの練習をすると良いと言われた。左脚で着地するというのは練習のための誇張された動きだが、左脚に体重が乗った状態をゴールとして動いてみると、身体がしっかり起き上がるようになる。


 また、先輩から、「本当は十分竹刀が届いているのに、届かないと思って身体が前傾してしまっている」との指摘も頂いた。もっと自信を持って脚で身体を前に運び、背筋を伸ばして打てば良い。


 脚さばきについても課題があり、左脚の力で身体を前に押し出すという最も基本的な動きがいまいちできていない。また、左脚での推進力が弱いので、遠間から面を打つのが届いたり届かなかったりという感じ。下半身の動きをもっと練習しないといけない。

所作・礼法

 「人の前を通らない」というのが徹底できていない。